福島県いわき市の人気観光スポットといえば、国内有数の水族館「アクアマリンふくしま」。
その敷地内には、子どもから大人まで安心して海遊びを楽しめる特別な場所があります。それが「蛇の目ビーチ」です。
ここでは、ただ水に触れるだけでなく、実際に魚やカニ、ヤドカリなどの生き物と出会える“体験型ビーチ”。
まるで自然の海に出かけたかのような気分を味わえます。
この記事では、
- 蛇の目ビーチの魅力・遊べる期間と時間
- 必要な持ち物
- 楽しみ方のポイント
を詳しく紹介します。
蛇の目ビーチとは?
蛇の目ビーチは、アクアマリンふくしまの屋外エリアにある人工の浜辺です。
「人工」とはいっても、本物の磯や砂浜を再現していて、実際に潮の満ち引きにあわせて干潟が現れるようになっています。
磯遊びにぴったりの環境で、小さな魚やカニ、ヤドカリといった生き物と出会えるのが最大の魅力で、安全に配慮されたつくりになっているので、小さなお子さんでも安心して水遊びを楽しめます。
蛇の目ビーチで遊べる期間
蛇の目ビーチは年間を通して見学できますが、実際に水に入って遊べるのは暖かい季節に限られます。
例年の開放期間は「4月下旬~10月下旬」まで。この期間は気温や水温も高く、水遊びに適しています。
開放時間はアクアマリンふくしまの営業時間に準じて通常は9:00~17:30、夏季は18:00まで。天候や気温によっては制限がかかることもあるので、公式サイトで確認してからお出かけすると安心です。
蛇の目ビーチに持っていきたい持ち物
実際に遊びに行くときに困らないように、必要な持ち物をまとめました。

2025年8月に遊んできたよ!
1. 水着
足だけね~!と言ってもほぼ濡れます…「帰りどうするんだ!!」と怒っている大人の人もよく見かけます。
ですので、濡れるのを前提に準備しましょう。子どもにはラッシュガード付きが日焼け防止にもなっておすすめです。
たまに下着で入っているお子さんを見かけますが、防犯上やめたほうがいいかと思います。
2. 着替え
水着になるのはめんどくさいという場合は、トップス・ズボンだけではなく下着まで一式準備しておくと安心です。特に小さなお子さんは夢中で遊ぶので必須です。
3. タオル
体を拭くためのタオルに加え、巻くタイプのタオルがおすすめです。小さめのレジャーシートを持っていくと休憩時にも便利です。
4. サンダル・マリンシューズ
磯場には小石や貝殻があり、素足だとケガの原因になります。ビーチサンダルよりも脱げにくいマリンシューズがあるとさらに安全でおすすめです。
5. 帽子・日焼け止め
屋外なので日差し対策は必須。帽子をかぶり、日焼け止めを塗って、熱中症予防のためにこまめな水分補給を忘れずに。
6. ビニール袋(濡れ物用)
濡れた水着やタオルを入れる袋を準備しましょう。ジップ付きの防水バッグなら車も汚れず安心です。
蛇の目ビーチを楽しむためのポイント
小さな子どもでも安心
外海とは違って波がなく、水深も浅めに設計されています。そのため、小さな子どもでも安心して遊べますが、必ず大人がそばで見守りましょう。
生き物は観察だけ
蛇の目ビーチでは小さな魚やヤドカリに出会えることがあります。ただし、採集や持ち帰りは禁止です。その場で観察して、そっと元に戻しましょう。
水族館とセットで楽しめる
屋外にある蛇の目ビーチは、水族館の展示と同じ日に楽しめるのも魅力です。館内で学んだ知識を、外で実際に体験できるというのはアクアマリンふくしまならではです。
蛇の目ビーチの覚えておきたいところ
蛇の目ビーチを利用するときに覚えておきたいことがありますので、紹介します。
水着など着替える更衣室スペースがありません。簡易着替えテントが1つだけ設置してあります。
近くにトイレや授乳室もありますが、衛生的にも着替えるところではないのでやめましょう。
また、足を洗うシャワーがありますが温水ではありません。
ですので、全身濡れてしまった場合シャワーを使うことはできますが、冷水なので覚えておきましょう。
まとめ
アクアマリンふくしまの蛇の目ビーチは、子どもから大人まで安心して海遊びができる特別なスポットです。
- 遊べる期間は4月下旬~10月下旬
- 持ち物は水着・着替え・タオル・サンダル・帽子・日焼け止めが基本
- 生き物は観察だけで持ち帰りは禁止
水族館の見学とあわせれば、1日中楽しめること間違いなし。お子さんの夏の思い出づくりに、ぜひ蛇の目ビーチを訪れてみてくださいね。